log思考


最近読んだ本の中に
「今の時代に必要なキャリア形成とは」といった記事があった。
絶対に頭が良いに違いないと思われる見た目の専門家の方が
その問いに答えるというものだ。

人類はこれまで、狩猟の時代から農耕の時代へ、
産業、エネルギーの変革の時代を経て、
情報革命の時代と変化していった。
今後その情報の時代は産業や仕事のみならず
生活やサービスにより深く関わり合い、
人の手で行う作業と言われるものは
数年のうちに極小化していくと言われている。
そんな中、我々社会人はどのようなキャリアを
形成していけば良いのか。と言うもの。

すごく難しい問題だ。
なので、書いてあることが正直よく理解できなかった。

なぜなら、
「どのようなキャリアを形成するのか」は
ゴールがあってのものではないか?と思ってしまったからだ。
今回の記事はどういったゴールを持っている人向けに
答えられたものなのか。
そこがファジーすぎて理解できなかったのだ。

ああ、そういう事って思い当たる事がある。
ある一つのテーマに沿って話をしていて、
聞いてほしい対象や、理解できる対象はどんどん狭まっていく。
聞いている方は、自分にフィットする内容であれば
すごくためになっていくのだが、
自分とかけ離れた話になっていく事がある。
途中で「いや、それは参考にならないから他の事例で・・」
と注文を付けられはしない。
話を聞き始めたと言う責任があるから
最後まで「ふむふむ」と強制的に理解をしようとするのだ。
まあ、そこから得られる新たな気付きもたくさんあるから
全てを問題視しているわけじゃない。
そういう事ってあるよね。という話。





話を戻すと、今回の頭の言い方の見解はまさにそれだった。
「今の時代に必要なキャリア形成」において、
全くと言っていいほど自分と関係の無い話ばかりで
脳みそが受け入れたくても理解が追いつかなかったのだ。
まだまだ僕も視野が狭いな・・・と思わされた。

では、なぜ頭に入らなかったのか。
それを分解する事にした。

多分僕は前述した通り
「どのようなキャリアを形成するのか」は
ゴールがあってのものではないか?と思い込んでいる。
そもそもここがずれている。
ちなみにゴールあってのものではないか?
と思い込んでいる理由としては

・今働いている会社で社長になりたい
と考えている人と

・早いところ老後資金をためて悠々自適に暮らしたい
と考えている人や

・一定の貯蓄を元に海外移住を検討している
と言った人。

・この情報活用社会を自分でコントロールして時代の寵児になりたい
と思っている人。

それぞれ必要なキャリア形成って違うじゃん?と思っちゃうのだ。
#そもそもその誌面の読者層に合わせてるんだよ。
 と言った正論はちょっとなしにしてほしい・・・

話を戻して・・キャリアと言う言葉をWEBで調べると、
積み重ねた実地の経験とあった。
では、言い換えると
「今の時代に必要な、積み重ねるべき実地の経験とは」
と言う事になる。
今の時代、いわゆるこのような情報活用社会において、
今後積み重ねるべき経験てなんだろうね。
って事なんだと理解した。
ここででもゴールは人それぞれだしね。と思ってしまったのだ。

気づいた点は2つ。
1)もう少し頭を柔らかく
 物事を肯定的に受け入れられるようになりたい。
2)誌面の読者層を想像して、ペルソナを元に
 見解に臨めるような素養を身に付けたい。

そのような気付きを得られた今回の特集記事に感謝します。









人気ブログランキング


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村